新型 日産リーフ B7 発表, 最大702km 実現

닛산 리프 B7, 新型「日産リーフ」B7を発表

日産自動車株式会社は8日、新型「日産リーフ」の日本仕様のB7グレードを発表しました。

今年6月にグローバル発表した3代目となる新型「日産リーフ」は、スリークで大胆なスタイルながら考え抜かれた室内空間を実現した、次世代のクロスオーバーEVとして全面刷新されたモデルです。

2010年の初代リーフの発売から15年間積み重ねた知見と経験を最大限に活かして開発された新型「リーフ」は、乗る人すべてが気持ちよくドライブでき、誰もが安心して乗れるEVを目指してEV性能を磨き上げ、今回発表した78kWhのバッテリー容量を持つ「リーフ」B7は、一充電走行距離 最大702km(WLTC)を実現しました。

考え抜かれたデザインと室内空間

クロスオーバースタイルに一新した新型「リーフ」は、ファストバックスタイルのシルエットや空力を考慮しデザインされたホイール、電動格納式のアウトサイドドアハンドルやフラットな床下に至るまで、徹底的に空力性能を磨きあげ、同クラスとしてトップレベルの0.26という非常に優れた空気抵抗係数(Cd値)を実現し、航続可能距離の続伸を実現しました。

フロントは、6つの丸みを帯びた長方形で構成されたシグネチャーランプと一文字のセンターLEDアクセントランプによって、一目で新型「リーフ」であることがわかるデザインです。リヤはⅡ三(ニッサン)パターンがあしらわれたLEDリヤコンビネーションランプ(3Dホログラム)を採用し、先進感を演出しています。

닛산 리프 B7, 新型「日産リーフ」B7を発表

インテリアにおいては、CMF-EVプラットフォームの採用によりフラットなフロアと開放感のある足元空間、そして使い勝手のよいラゲッジルームを実現しました。インストルメントパネルは横に広がるフローティングデザインにより、落ち着いたミニマルな雰囲気を演出し、日産として初となる調光パノラミックガラスルーフ(遮熱機能付)を搭載しました。

開放感あふれるガラスルーフは、電子調光技術によりボタンひとつでガラスの透明度を変えられるだけでなく、遮熱機能を持たせることで年間を通じて快適な室内空間を実現します。これによりドライバーはもとより後席に乗る人にも開放感と快適さを提供します。

さらに、Bose®パーソナルプラスサウンドシステム(10スピーカー、運転席用アナウンス)を搭載し、より豊かな移動空間を提供します。

気持ちの良いEVドライビングを提供

新型「リーフ」は、日本のお客さまのニーズや日本の道路環境に合わせて、快適なドライブと高い安心感を提供する機能を多く搭載しました。

新開発のEVパワートレインは、モーター、インバーター、減速機といった主要な3つのコンポーネントを一体化した3-in-1構造とし、従来比でユニット容量を10%削減しながら、モーターの最大トルクを4%向上させました。

닛산 리프 B7, 新型「日産リーフ」B7を発表

ローターを複数に分割し、それらを斜めにずらして配置した分割スキューローターの採用 や、ハウジングやモーターマウントブラケットを高剛性化することで、モーターの振動を大幅に低減し、より滑らかで気持ちの良い走りと、静粛性が高い快適な室内空間を実現しました。

サスペンションは、リヤにマルチリンク式を採用するとともに、日本の道路環境に合わせて専用のサスペンションチューニングを施すことで、街中から高速道路まであらゆるシーンにおいてフラットで快適な乗り心地を提供します。

そしてシーンに合わせて加速感や減速量を変更できるドライブモードに、加速と減速力を好みによってカスタマイズできるPERSONALモードを新たに設定しました。EVならではのワンペダル感覚を楽しめるe-Pedal Step、さらにパドルで回生量を調整できる回生ブレーキコントロールパドル*4を採用し、EVならではの爽快な走りを楽しむことができます。

様々な先進運転支援技術を搭載

新型「リーフ」は、お客さまにより安心してドライブを楽しんでいただけるよう、360°セーフティアシストを搭載しました。ドライバーの安全を全方位からサポートし、長距離運転の負担を軽減します。

日本の道路環境やお客さまのニーズを踏まえ、日本専用の装備も多く搭載しています。自動車専用道路においてハンズオフドライブが可能で、長距離運転の疲労を低減する「プロパイロット2.0」、スムースな駐車を支援する「プロパイロットパーキング」と「プロパイロット リモート パーキング」、後方視界を確保する「インテリジェントルームミラー」を設定するとともに、万が一の交通トラブルの際の映像を記録できる「ドライブレコーダー(前後セット)」も採用し、安心感を提供します。

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更に、加減速を繰り返すシーンでも車間を一定に保ち、先行車両に合わせて減速し停止までをサポートする「インテリジェント ディスタンスコントロール」を採用し、ドライバーの負荷を軽減します。車両検知技術の向上により、一般道でも快適で安心なドライブを提供します。

卓越した航続距離と充電性能

新型「リーフ」は、実際のご使用環境において実用的な航続距離と、様々な環境下でも安定した充電性能を実現しました。78kWhのバッテリーを搭載したB7は最大702kmの航続距離を実現するとともに、最大150kWの急速充電に対応しています。

150kWの急速充電機を使えば、35分で充電量10%から80%までリカバリーすることができ、ストレスなく長距離ドライブを楽しむことができます。

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更に、新型「リーフ」では新たに、クルマ全体の冷熱システムを一括制御するエネルギーマネジメントシステムを採用しました。エアコン、バッテリー、モーター、車載充電器の冷熱システムを統合することで、クルマの中で発生する熱を最大限有効活用します。

さらに、ナビゲーションシステムと連動した「ナビリンクバッテリーコンディショニング」も採用し、走行ルートに応じてバッテリー昇温や冷却を自動で制御することで、エネルギー消費を最適化するとともに、充電速度の向上にも貢献します。

EVライフを充実させる先進技術

新型「リーフ」は先進感あふれる12.3インチの大型デュアルディスプレイを採用し、Google搭載のNissanConnectインフォテインメントシステムを搭載しました。同システムは「Googleマップ」「Googleアシスタント」「Google Play」の各機能に対応し、多彩な情報とエンターテインメントにシームレスにコネクトできます。

ナビゲーションが「Google マップ」になりGoogleアカウントを同期することで、充電スポットを予測したルート検索やお気に入りの場所や保存したルートなどをスムースに表示できます。また、NissanConnect サービスアプリ機能の「ドア to ドアナビ」によって、充電残量を考慮して必要な充電を加味したルートを乗車前からナビゲーションに共有し、乗車後スムースに出発することもできます。

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新型「リーフ」は搭載された大容量バッテリーを活用し、お客さまのライフスタイルもサポートします。充電ポートに接続する「AC外部給電コネクター」を使えば、ドアをロックした状態でも1,500Wの電力を使うことができ、アウトドアアクティビティに加え、災害時の非常用電源としても活用することができます。また、室内と荷室に合計2つの100V AC電源(1,500W)を搭載し*3合計最大1,500Wの電力が使用可能です。

また、従来のリーフから有する「V2H(Vehicle to Home)」機能も継続採用しています。自宅などにV2Hシステムを設置することで、車両のバッテリーから自宅に電力を供給することができ、電力需給がひっ迫した際の電力ピークシフトや、停電時にも自宅に電力を供給することが可能です。

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「リーフ」B7は、10月17日から全国の日産販売店にてご注文の受付を開始し、1月より順次お客さまにお届けを開始する予定です。また、55kWhバッテリーを搭載したB5は来年2月頃の発表を予定しており、より多くのお客さまがお求めやすい価格を予定しています。

日産リーフ B7 全国希望小売価格(消費税込み)

駆動原動機バッテリーサイズグレード価格(円)
2WDYM5278kWhB7 X5,188,700
B7 G5,999,400